現代芸術教室 アートイズ

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2015年3月10日火曜日

第24回 アートイズ活動報告 「クリスマスアドベントカード」

第24回 アートイズ活動報告
「クリスマスアドベントカード」

12月は試験やオープンキャンパスなどで、
会場が使用できずなかなか活動ができませんでした。

久しぶりにの活動に子どもにも笑顔が見られました。

アドベントカードは、12月にクリスマスをカウントダウンするカレンダーです。
1日ごとに扉を開けて中のおもちゃをもらったり、窓を開けると絵が完成するなど、
いろいろなものがあります。

今回は、子ども自身で毎日もらいたいおもちゃの絵を描いて、クリスマスを楽しみにしようということで、この製作を進めました。

今日はクリスマスアドベントカードを製作します。
まずは、クリスマスツリーを木に仕立てていきます。

緑のテープや絵の具をつかって塗っていきます。

クリスマスツリーの装飾が終わったら、アドベントカードの中身を作ります。
四角い箱に好きなプレゼントを自分で作ります。
子どもからは、いろいろなお話が出てきます。

子どもどうし、話をしながらいろいろなプレゼントが出てきました。



窓が完成したら、先生が、扉をカッターで開けます。
それぞれの窓に、12月の日ごとの数字を散りばめました。

毎日、クリスマスを待ちどうしくなるようなアドベントカレンダーが出来ました。



出張アートイズ 活動報告 「からだのなかを描いてみようーレントゲン画ー@はっち市」 

出張アートイズ 活動報告
「からだのなかを描いてみようーレントゲン画ー@はっち市」 

11月中頃 八戸市 ポータルミュージアム はっち ではっち市が行われました。
現代芸術教室アートイズは、出張講座を行いました。

学生7名、教員2名でワークショップを行いました。
子どもは随時、会場にやってくるので、その都度学生が対応してきます。
まずは透明養生シートで、人の形をマジックでなぞっていきます。
子どもに優しく語りかけながら、楽しく輪郭をなぞっていくと、
笑いながら下から見つめている様子がわかります。
輪郭から体の中を想像しながらいろいろな素材を使って描いていきます。
学生がそれぞれの子どもと向き合って一緒に作品を作ってきました。






たくさんの子どもが参加してくれました。
学生もそれぞれ子どもとのやりとりの中からいろいろな体験を感じていました。

子どもも自由に体の中に何があるのか、
を想像しながら描いている様子でした。

作品は会期中、ホールに飾られました。








作品と本人が一緒に記念撮影し、
写真を持ち帰りました。



第21回 アートイズ講義報告 「紙を作ろう」

投稿が本当に遅くなりました。昨年の11月初旬に行われました、
アートイズ 第21回目の報告です。

今回は、紙すきを体験しました。
普段使っている牛乳パックを、もう一度紙に戻してみようという体験です。
まずは、牛乳パックの紙を開き、中のパルプのみを取りだします。
あらかじめ、一晩お湯に漬け込んだ牛乳パックは、しなしなになっています。
いつもは硬い牛乳パックの食感と違うことが不思議でな様子です。

とりだしたパルプをなるべく細かく手でちぎり、
ミキサーにかけます。

細かくなったパルプ。
これではまだ紙にはなりません。
みんなでミキサーに入れます。
機械を使って、材料を作るだけでもみんな興奮ぎみな様子です。

細かくなったパルプをミキサーに入れますが、
水が滴り、うまく入りません。慎重に。

ミキサーは先生がやります。あぶないですから。
右のミキサーは壊れているので、丼が蓋です

先ほどの、ちぎったパルプとは大違いの
なめらかなパルプになっています。
トロトロ、サラサラのパルプです。
先生が紙すきの準備をしている間に、外に出て、落ち葉を拾います。
いろんな色、形を探します。
さぁ、紙すきの始まりです。
園芸用の砂漉網をつかってパルプをすくい取ります。
パルプの間に葉をいれて、閉じ込めていきます。

大きな紙にパルプをあげ、乾かします。
このすくった紙を台紙にのせるのが難しい。
子どもも慎重にやっていますが、破れないように先生が助けます。

乾燥させてできあがった紙。

各々好きな形に切って持って帰りました。
いつも何気なく使っている紙がどのようにできているかを
体験できた貴重な機会になりました。

飯田

2014年10月20日月曜日

第20回 アートイズ 活動報告

本日の活動は「小麦粉粘土」を使って作ろうです。
なんで小麦粉粘土なの?普通の粘土じゃだめなのかな?
そうなんです。食べられることも重要な要素ですが、
それ以上にも白い物が作れます。
まずは手を洗いましょう。

一人ひとつずつ、ボールをもらって、小麦粉をこねてきます。
少しずつ水を加え、粘りが出るようにまとめていきます。

小さい子どもはちょっと難しいかな。すかさず先生がお手伝い。
途中で塩を加えます。この塩は、防腐材変わり。
入れる料も少し多めです。

大きくまとまったら、5つの団子を作ります。
手についた小麦粉は、手をこすると落ちていきます。
落ちた小麦粉もしっかり団子の中にいれて一緒にまとめます。

団子をつくるのもちょっと難しい!?
粉をまぶしながら作ると少しずつまとまっていきます。

一生懸命こねていきます。

団子が出来たら、団子の真ん中に人差し指で穴をあけます。

好きな色を選んで、穴に食紅を入れてもらいます。
息で吹き飛ばないように、身長に蓋をします。


蓋を閉めたら、さらにこねていきます。

こねる作業が疲れちゃったのかな?机の下で寝転がって〜。

色が出てきました。

だんだん色が出てきます。
こねる事が、色をだす事につながります。
子どもは触覚を通じた発見をしていくんです。

先生も作ります。一緒に作ったものを見せ合います。

黄色いカボチャの顔。

色んな色を上手く組み合わせて。


たくさん出来てきました。

これを120度のオーブンで10〜15分焼きます/

おお!恐竜!キレイに色が

焼いたものは、パックに入れて持ち帰ります。

焼き終わると少し色が薄くなって白くなります。

焼き固める事で、そのまま飾る事も出来ますし、ニスを塗って保存する事も出来ます。

今回の課題は、触覚の違いを確認する事でした。
はじめは粉、水を混ぜると粘土になり、最後は焼き固めると固くなる。

自分が扱った素材がどんどん変化する様子を制作から楽しんでもらえればと思いました。

飯田